おがわクリニック

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サルコペニア外来のご案内

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サルコペニア外来のご案内 

サルコペニアは、加齢により筋肉量が減少し、筋力や身体機能が低下する状態です。
当院では、InBody(インボディ)を使用して正確な診断を行い、個々の状態に応じた治療プランを提供しています。サルコペニアは放置するとさまざまな合併症を引き起こし、生活の質や健康に重大な影響を与えるため、早期の診断と治療が重要です。

以下のような方は、サルコペニア外来の受診をお勧めします

  • 筋力や体力の低下を感じている方:日常生活で筋力不足を感じる場合。
  • 最近転倒しやすくなった方:筋力低下が進行している可能性があります。
  • 体重は変わらないが筋肉量が減少していると感じる方:筋肉量の減少を早期に診断することが重要です。
  • 生活習慣病を持っている方:サルコペニアは生活習慣病の進行に影響を与える可能性があります。
  • 自立した生活に支障を感じている方:日常生活をサポートするためのリハビリを提案します。

サルコペニアの合併症と予後

サルコペニアに伴う主な合併症や予後については、以下の点が挙げられます。

転倒・骨折のリスク増加
筋力が低下するとバランスが崩れやすく、転倒やそれに伴う骨折のリスクが高まります。
生活習慣病の悪化
サルコペニアは糖尿病や高血圧、脂質異常症と密接に関わっており、これらの病気の進行を早める可能性があります。
認知症リスクの増加
筋肉量の減少は認知機能にも影響を与え、認知症リスクを高めることが知られています。
日常生活動作の制限
筋力低下により、歩行や階段昇降などの日常動作が困難になり、生活の質が大きく低下します。
社会的孤立のリスク
活動量が低下することで、社会的なつながりが減少し、孤立感が増すことがあります。

当院の診療の流れ

①InBodyを用いた診断 体組成計を使用して筋肉量や脂肪量、体内水分量を詳細に測定し、サルコペニアの診断を行います。
②合併症のチェック 診断後、転倒リスクや生活習慣病の進行度を確認し、必要な治療を行います。
③介護認定のサポートとケアプラン作成 必要に応じて介護認定手続きをサポートし、ケアプランセンター「かけはし」のケアマネージャーと連携して、患者様に最適なケアプランを作成いたします。
④デイケア「はばたき」でのリハビリ 併設施設であるデイケア「はばたき」で、リハビリテーションを通じて筋力の向上をサポートします。
⑤電話予約制 診察を希望される方は、必ずお電話にてご予約ください。

栄養サポートの重要性

サルコペニアの予防・治療には、運動だけではなく、タンパク質やバランスの良い食事など、栄養管理も非常に重要です。当センターには専門の管理栄養士が在籍しており、患者様一人ひとりに合った適切な食事指導を行います。栄養と運動の両面から、筋力の維持・回復を総合的にサポートします。

当院では、一人でも多くのサルコペニアの患者様に対して早期診断と適切な治療を提供し、安心して日常生活を続けられるようサポートしています。私たちの目標は、患者様ができるだけ長くご自宅で自立した生活を送れるよう、筋力の維持・回復に努めることです。どうぞお気軽にご相談ください。スタッフ一同、お待ちしております。