執筆者
おがわクリニック
理事長小川修平
主な経歴
- 奈良県立医科大学卒業
- 奈良県立医科大学第二内科
- 済生会中和病院内科
- 国保前島病院内科
- 星ヶ丘厚生年金病院呼吸器内科
(最終役職 部長) - おがわクリニック開院(平成22年10月)
生活習慣病とは、食事・運動不足・喫煙・飲酒・睡眠不足・ストレスなど、日々の生活習慣の積み重ねによって発症・進行する病気の総称です。代表的なものに、高血圧、糖尿病、脂質異常症、高尿酸血症(痛風)などがあります。
これらの疾患は初期には自覚症状がほとんどありません。しかし、放置すると動脈硬化が進行し、心筋梗塞や脳梗塞、心不全、腎不全など命に関わる病気を引き起こす可能性があります。そのため「症状がない今こそ治療が必要な病気」ともいわれています。
血圧が慢性的に高い状態が続く病気です。
多くの場合、自覚症状はありませんが、頭痛・めまい・肩こりなどがみられることもあります。血管に強い負担がかかり続けることで、脳卒中や心疾患のリスクが高まります。
血糖値が高い状態が続く病気です。
初期には無症状ですが、進行すると口渇、多尿、体重減少、疲労感などが現れます。放置すると神経障害、網膜症、腎症などの合併症を引き起こします。
悪玉コレステロールや中性脂肪が増加する病気です。
自覚症状はほとんどありませんが、動脈硬化を進行させ、心筋梗塞や脳梗塞の原因になります。
血液中の尿酸値が高い状態が続く病気です。
関節の激しい痛み(痛風発作)を引き起こすほか、腎機能障害の原因にもなります。
これらが複合的に関係し、血管や内臓に負担をかけます。現代社会では誰にでも起こりうる病気であり、特別な人だけの問題ではありません。
生活習慣病の治療は、大きく「生活改善」と「薬物療法」に分かれます。
これらは治療の基本です。数値が軽度の段階では、生活改善のみで改善することもあります。
生活改善だけで十分な効果が得られない場合には、血圧降下薬、血糖降下薬、脂質改善薬などを使用します。薬は「一生飲み続けるもの」ではなく、状態に応じて調整していきます。
大切なのは、数値だけを追うのではなく、将来の合併症リスクを減らすことです。
当クリニックでは総合内科専門医を中心に、循環器・糖尿病など各分野の専門医が連携して診療を行っています。血圧や血糖値だけでなく、心臓や血管への影響も踏まえた総合的な評価を行います。
頸動脈エコーや血圧脈波検査などを活用し、動脈硬化の状態を確認します。数値だけでは分からない血管の変化を把握し、より適切な治療方針を立てます。
管理栄養士が在籍しており、無理のない食事改善をサポートします。「続けられること」を重視し、患者様の生活に合わせた具体的なアドバイスを行います。
高血圧や糖尿病と深く関わる睡眠時無呼吸症候群の検査にも対応しています。生活習慣病の背景に隠れている原因まで含めて診療します。
生活習慣病は、放置すると重篤な病気につながります。しかし、早期に発見し、適切に管理すれば進行を防ぐことができます。健康診断で異常を指摘された方、数値が気になっている方、家族に生活習慣病の方がいる方は、交野市のおがわクリニックまでぜひ一度ご相談ください。